MAIN DINING by THE HOUSE OF PACIFICのランチ オリエンタルホテル 神戸旧居留地

2010年3月3日に15年の休業を経て再オープンした神戸旧居留地、大丸南側のルミナリエ沿いにそびえるオリエンタルホテルに早速行ってきました。オリエンタルホテルの歴史は1870年開業と古く、ホテル17Fのロビー、レストラン、エレベーターなどに以前の写真がたくさん貼ってありました。このホテルは元々オーナーがかわるようで、最後はダイエーに経営が移って、オリエンタルホテルの名前を使って神戸市内に3ヶ所、なんばや浦安などにもチェーン展開していましたが、神戸の震災で全壊したため休業し、ダイエーの経営不振のため再開できずにいたところを15年ぶりに再開発され、下はバーニーズニューヨーク、ルイヴィトン神戸メゾンなどが入り、上にハウスオブパシフィックやソシュウエンなどを経営するPlan Do Seeが経営することとなったホテルにオリエンタルホテルの名前を買って再開という形をとったようです。この方が神戸の年配の人たちにとって懐かしのホテル再開というインパクトが大きく、実際裕福なおば様方や母娘などで賑わっていました。以前のオリエンタルホテルは11F建てで、1Fにコーヒーハウス、11Fにルファールというメインダイニングがあり、いずれもよく食べに行って大変美味しかった記憶がありますが、これらのスタッフはすべて神戸市内などに独立したり、メリケンパークや西神オリエンタルホテルなどに移っており、今回のホテルは北野にあったTHE HOUSE OF PACIFICが移転する形で、スタッフもみんな以前を知らない若い人ばかりで、この乖離が今後どうなっていくか楽しみです。長々と書きましたが、以前とは全く別経営のこのホテルですが、今までの神戸にないモダンでアジアンテイストのすばらしいホテルが出来たものと思います。オリエンタルホテルに思い入れのある私にとってはとてもうれしい一日でした。
http://www.orientalhotel.jp/
・ホテルの外観と17Fロビーからの景色

・オリエンタルランチ2200円左側とメインランチ2200円右側
オードブルは鮮魚のカルパッチョと肉のパテ、オリエンタルランチのみサラダ

・メインは濃厚なカニクリームコロッケ、京もち豚の炭火焼き4種豆の煮込み、デザートはカスタードプリンとガトーショコラ